体操の宮田笙子選手が喫煙と飲酒で残念ながらパリ五輪出場を辞退することになりました。
宮田笙子選手は幼少期の頃から体操をはじめ、恩師との出会いがあったり、体操のために中学3年のときに単身で福井へ転校しています。
今回は、宮田笙子選手の学歴と経歴についてまとめました。
宮田笙子の学歴
ここでは、宮田笙子選手の学歴(出身校)についてまとめていきます。
出身小学校は京都市立伏見板橋小学校
宮田笙子選手が通っていた小学校は京都市私立伏見板橋小学校です。
住所は、京都府京都市伏見区下板橋町610
伏見板橋小学校の通学エリアは、地図のオレンジ部分なので、宮田笙子選手の自宅はこのあたりにあったのでしょうね。
宮田笙子選手は、小学校4年生の時の「2分の1成人式」で、
「私はオリンピック選手になります!」と宣言していたそうです。
中学は亀岡中学校から鯖江市中央中学校に転校
宮田笙子選手は亀岡市立亀岡中学校に通学していました。
小学校は京都市立の学校で、中学は亀岡市なので、引っ越したのかもしれませんね。
そして、中学3年生の時、福井県で行われた体操の強化合宿で運命の出会いがあります。
福井県体操協会会長だった小竹英雄さんと鯖江高校体操部の田野辺満監督です。
田野辺満監督の指導がすごくわかりやすく、そして小竹英雄さんに「うちに来ないか」と声をかけられてことで、
故郷の京都を離れ、鯖江市立中央中学校(福井県)に通学することになります。
中学3年生で1人で下宿生活なんて、すごいですね~。
高校は福井県立鯖江高等学校
そして、田野辺満監督のいる鯖江高等学校に通います。
福井県鯖江市は「体操のまち」として体操に力を入れている街。その中心となる鯖江高校は、多くの日本代表クラスの選手を輩出しています。
大学は順天堂大学(現在)
高校を卒業後、宮田笙子選手は、順天堂大学スポーツ健康科学部に進学し、現在2年生(2024年現在)です。
順天堂大学は体操部が強いと有名な大学ですね。
宮田笙子の経歴
ここでは宮田笙子選手の主な経歴をまとめました。
4歳で体操を始める
お兄さんが体操教室に通っていて、4歳の時にお兄さんについて行って体操をはじめることに
4歳から体操教室に通い始める
京都ジャンピング体操クラブに所属していました。
小学校5年生で全日本4位の成績!
宮田笙子選手は小学校5年生で、全日本4位の好成績をおさめます。
2018年国際大会初出場で個人総合10位!
2018年3月、カナダ国際(モントリオール)で国際大会初出場を果たし、個人総合で10位になります。
この頃は、ディナモ北近畿体操クラブに所属していたようです。
まだ、13歳で中学1年生のときですね。
2019年世界世界ジュニア体操競技選手権大会で個人23位
2019年、第1回世界ジュニア体操競技選手権大会で代表に選出され、団体戦で11位、個人総合で23位の成績を残しました!
2020年シニアとして世界大会初出場で跳馬で3位
2020年はFIG種目別ワールドカップ・メルボルン大会でシニア大会初出場を果たし、跳馬で3位となります。
鯖江高校に入学し、鯖江体操スクールに所属、田野辺満監督の元で指導をうけ、めきめきと実力を伸ばしてきていました。
2022年アジア体操競技選手権で銀メダル!
2020年から2021年はコロナウイルスが大流行し、たくさんの大会が中止となりました。
その頃も練習に田野辺満監督の元で、ひたすら練習に励みます。
そして、
2022年はアジア体操競技選手権で団体3位に貢献するとともに、個人総合で4位、跳馬とゆかで銀メダルを獲得!
2022年世界選手権で銅メダル!
2022年世界体操競技選手権では、団体戦で7位となり、個人総合では8位。
種目別 平均台で銅メダルを獲得!
宮田笙子さんを鯖江に呼んだ小竹英雄さんは「鯖江からようやくメダリストが生まれた」と誰よりも喜んだというエピソードがあります。
2023年右足かかとの疲労骨折
2023年2月には右足かかとを疲労骨折してしまいます。
医師からは「このままやり続けたら体操ができなくなる状態まで行ってしまう」と言われたそうです。
そんな中での全日本選手権で女子決勝で2位になります。
2024年全日本選手権で優勝
全日本選手権の個人総合では予選から首位を維持し、決勝でも安定した演技で4種目合計109.798で自身初の個人総合優勝を果たします。
2024年7月喫煙と飲酒でパリ五輪代表辞退
念願のオリンピックに出場が決まったものの、2024年7月喫煙と飲酒が発覚し、残念ながらパリ五輪出場辞退することになりました。
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